書籍「アリ語で寝言を言いました」販売開始

九州オープンユニバーシティの理事であり、テレビ等各所で活躍しながら
当ウェブサイトでも「村上先生の理科の授業」を行っている村上貴弘先生が
このたびアリについての本を扶桑社新書から出版されましたので紹介させていただきます。

タイトルは「アリ語で寝言を言いました
村上先生の尋常でないアリへの愛が溢れに溢れた、笑いあり涙あり(?)驚きありの内容です。

村上先生のことを、ヒアリのニュースから知ったという方も少なくないのではないでしょうか。
強い毒性を持つヒアリが日本で発見されたことで解説者としてテレビに引っ張りだこだった村上先生ですが、
主な研究対象はこの本の表紙にもなっているハキリアリを中心としたアリ類の行動生態学・社会生物学です。
害虫としてではなく、奥深いアリの社会を維持する術を人間社会に応用することを目指しています。

そんな村上先生が取り組んでいるのは、アリと会話すること。
本にとってまえがきとは非常に大切なもので、1冊分の内容のエッセンスが全てそこに詰まっているといっても過言ではないのですが、本書では冒頭からいきなりアリ語で始まります。
「……ヤバい。これはヤバい……」(p.1)と言いたいのは読者のほうです。

本書ではハキリアリだけでなく、様々なアリの不思議な生態や、思わず考えさせられるアリの社会のしくみなどなどについて、専門的でユーモアたっぷりな説明を村上先生独自の語り口で展開しています。
また、世界を飛び回るアリ研究者としてインパクトのありすぎるエピソードも。
村上先生のアリあまる愛が詰まりに詰まった一冊です。
読んだ後からは足元をせっせと歩くアリへの見方が変わるはず。


お子様でも、虫が苦手な方でも面白く読める内容になっていますので、是非お手に取りください。

購入方法
各書店やネットショッピング等で購入いただけます。
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※書店に問い合わせる場合、こちらのコード(ISBN4594085466)をお伝えいただくと確実です。